軽井沢に子育て移住しました

軽井沢⇔東京での二拠点居住にチャレンジする新米パパのブログ

子育て移住をするために足りないものは何だろう?

日ごろから#アツいぜ御代田 と叫び続けていた結果、移住先の御代田町からお声がかかり、先週末は移住イベントで登壇するというありがたい経験をさせていただきました。

この移住イベントは東京と現地の御代田ツアーがあり、主に「子育て移住」がテーマということで、僕と奥さんは現地ツアーの懇親会で移住実体験について話させていただきました。参考になったかはわかりませんでしたが、話者としては準備いただいた方達、参加者の方達の暖かい反応のおかげで、とても楽しく話すことができました。改めて自分達の移住満足度が高いということを実感しました。ブログもそうですが、日ごろからアウトプットすることは大切。

そして、2、3年前に自分達が移住を考え始めた頃よりも、確実に軽井沢、御代田への子育て移住、東京との2拠点移住の流れは高まっているなと日に日に感じます。

一方でまだまだ、移住に興味はあるけど、難しいという層が大多数だと思います。では、決断できないのはなぜなのか??

もうすぐ移住して1年ということで、イベントで話したことを振り返りつつ、地方子育て移住、特に軽井沢、御代田地域への子育て移住について足りないと思う仕事環境について書きたいと思います。たまには真面目記事で。

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  • 子育て環境に対しての満足度は間違いない

これまでの実体験も踏まえて間違いなく言えるのは子育て環境としては大満足です。
豊かな自然環境はもちろん、近所をほぼ気にしなくて良い住宅環境、車移動のラクさ、外出先の豊富さ、買い物のしやすさ、お店の対応含めた地域としての子育てへの理解。
保育園、幼稚園、小学校までの幼小教育環境、新しい学校への期待感など。
東京の子育てのしにくさと比較すればこの子育て環境については申し分ないと言えます。特に軽井沢風越学園への期待値は高く、この学校のために移住された方、検討されていることは相当数いそうな雰囲気です。

umatatsu.hatenablog.com

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  • 一番課題になるのはパートナーの「仕事」という仮説

じゃあ、移住において、何が課題になっているかというと地方移住共通課題ですが、「仕事」です。
これも軽井沢、御代田であれば職場によっては新幹線通勤という選択肢が可能なのでグッと可能性が高まります。ただし、子育て共働き世帯になってしまうとこれも非現実的になります。

子どもが小さい期間、特に送迎が必須の未就学児がいる場合に時間的拘束が往復で少なくとも2時間以上発生する2人とも新幹線通勤というのはほぼ不可能です。

ということで、聞いていてよくあるのは旦那さんは新幹線通勤で、奥さんは専業主婦もしくはパート・アルバイトで子育てメインというのが結構あるあるパターンです。

この旦那さん新幹線通勤、奥さん子育てメインが成り立つのは一昔前の昭和的な家庭で、共働きが当たり前の世代にとってはどちらかが仕事を手放すことになります。これは経済的な損失はもちろんありますし、キャリアを手放すどちらかが犠牲になる感覚が大きいです。

実際、東京都の子育て世帯の6割以上は共働きであり、そのうち4割以上は2人とも正社員という割合いが年々増加傾向のようです。

news.mynavi.jp

うちの場合も奥さんが元々、興味あった仕事が軽井沢にあったというのが移住できたすごく大きな要因です。ただ、収入的にはギャップがありましたし、環境はガラッと変わったので、最後までお悩みポイントでした。実際、働いてみるとローカルな仕事で、東京との感覚的なギャップで苦労することも多いようです。

もちろん軽井沢地域に仕事がないというわけではないですが、観光業などのサービス業がメインですし、あとは農業や不動産業など、いわいる「地元の仕事」がメインで、土日休みでないケースも多く、おそらく東京での「キャリア的もの」を活かすことができる職場は相当限定されているイメージです。
収入面もちろんですが、東京的なスピード感やクリエイティブ性が感じることができる企画もしくは安定して働くことができる事務系の仕事が必要とされている気がします。

どちらかは新幹線通勤で今の仕事を続けながらパートナーは軽井沢側で「キャリア的な仕事」を続けるということができれば、経済的にもキャリア的にもギャップを最小限に抑えることができるので、子育て共働き世帯の移住の現実性がぐっと上がるのではないでしょうか??

  • リモートワークは解になるかのか??

解決策として出てきそうなひとつが「リモートワーク」です。ここ数年、テクノロジーの発展と働き方改革ブームによってだいぶ選択肢として出てきました。僕も週1くらいでやらせてもらっています。
移動時間が無くなりますし、話しかけられないから作業系は相当集中して取組むことができるので、子守りしながらでなければ快適に仕事することができています。

また、最近ではフルリモートで働くことができるサービスなども出て来ていて、能力があれば時間と場所に縛られずに会社に行かずに仕事ができるリモートワークの選択肢はかなり広がっています。

caster.co.jp

ただ、この選択肢はよっぽど自分自身に自信があり、ハートが強くないとできない選択肢だと思います。やはり人間は弱い生き物なのでリアルにも誰か一緒に仕事をしたいし、ランチや雑談など人とのつながりができるということがすごく重要です。そういう意味では個人シェアオフィスやコワーキングスペースなどでゆるくつながることができると大分違うのかもしれません。

ただし、一番課題が大きいと思うことはいくら個人がリモートワークできるようになっても、地域にとっては新たに雇用が生み出されるわけでもなく、目に見えた盛り上がりを感じられるわけでもないので、地域として活性化を感じられないことです。

ということで僕はこの「リモートワーク」はオプションとしては大変有効な手段で、新幹線通勤との組み合わせ、補助手段としてはワークすると思いますが、子育て世帯移住に対するメインソリューションにはならないと踏んでいます。

そこでこれはあるかもと考えているのがIT企業のサテライトオフィスです。サテライトオフィスとは、企業・団体の本拠点から離れた所に設置されたオフィスをいう。本拠点に対して惑星(サテライト)のように存在することから名づけられたものです。最近では東京のIT企業が地方にある空き家などを活用して、サテライトオフィスにしたり、複数企業が同地域にサテライトオフィスを立ち上げて横連携を図って拠点群になったりしています。

徳島の神山町美波町、福岡の糸島、福井の鯖江など先進的な事例も出て来ています。

東京に付加価値なんてない。徳島・神山町から見る、「働く場所」のこれから|officee magazine

情報通信、テクノロジー、ツールの発達によって、特にIT企業であれば必ずしも1つのオフィスに集約して働かなくてもよく、いくつかの拠点に分散して仕事をすることが可能になっていてむしろ効率的になる可能性があります。

どうしても地方の産業振興というと、工場誘致や大企業の支社設立を想起しがちですが、海外工場や商圏自体が縮小している時代に増えるとは思えません。

サテライトオフィスであれば小規模な投資で人口・産業集積が乏しくとも立地が可能です。また、地元の雇用創出や地元企業ともつながる可能性があるというのも大きいです。

軽井沢地域なら東京へのアクセスの良さもかなりのメリットです。
自分が知らないだけもしれませんが、この辺りにサテライトオフィス群が出来そうという話はあまり聞かないです。

なので、自分も1人でリモートワークしててもさびしいので、今年はこのサテライトオフィス作りにチャレンジしたいたなと勝手に妄想していますw 古民家とか改装出来たら楽しそうだし。

いずれにしても1つの会社に場所に時間に縛られる時代でもなくて、色んな選択肢が取れる時代になって来てるのは間違いないのでおもしろく働いて、生きたいですね。

それでは、また!