軽井沢に子育て移住しました

軽井沢⇔東京での二拠点居住にチャレンジする新米パパのブログ

「ほっちのロッヂ」のお茶会に参加したよ

先週末は「ほっちのロッヂ」主催のお茶会なるものにに参加して来ました。
ほっちのロッヂは2020年4月に開所予定の診療所施設で、一言での説明が難しいのですが、内科診療所、病児保育、通所介護施設、訪問診療・介護拠点の機能を併せ持った場所になること。

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最初は軽井沢、御代田地域に不足している病児保育の場所として注目しはじめたのですが、どうやら単なる病児保育の病院でもなく、老人ホームのような介護福祉施設ではなさそう。

「ケアの文化拠点」「「症状や状態、年齢じゃなくって、好きなことする仲間として、出会おう。」

情報発信されているHPやnoteを拝見する限りだと正直???なことが多いです苦笑
ただ、何かすごく新しいことをすごい熱量でやろうとしていることが伝わります。

そして、このブログでも何度か書いている軽井沢風越学園の目の前に絶賛建設中で開所予定も同じ2020年4月とのこと。ますます気になります。

そして、このブログでも触れましたが、これまで介護福祉の世界なんてほぼ縁が無かったのですが、自分の父親が1年半前の事故で突然、脊髄損傷から四肢麻痺の重度障害者になり、一気に身近になったことから否応なしに介護や福祉について考えたり調べることが多くなりました。

それでもやはりどうしても暗いイメージがありますし、制度も複雑で取っつきにくいものでどうしても積極的にはなれない状況でした。

そんな中、「ほっちのロッヂ」さんがお茶会という形で参加型の少人数説明会を定期的に開開催されていることを知り、しかも今回は日曜開催。場所が「密蔵院」というお寺で、なんと子連れ参加OKでお茶菓子付き!これは面白そう、父のことも話したいといことで奥さんと子連れで行って来ました。

結果、子ども達がお寺の本堂を駆け回る横で、大人たちは真剣に介護と教育の交わりについて語り合うというカオスな状況でしたが、やっとなんとなく「ほっちのロッヂ」が何を目指しているのかわかった気がして、すごくいい会でした。

また、自分も父親に対して改めて向き合うきっかけにもなりました。正直、うまく書けるかはわからないですが、レポート書いてみます!

  • 会としてはカオス!でも多分、それが狙い通り。

お茶会の場所は軽井沢の発地にある密蔵院というお寺の集会場のような場所。ちょうどほたるの里の向かい側で藤棚が有名なところです。

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会場となった密蔵院。立派です。

ぶっちゃけ日曜の昼間に参加者集まるのかなと思っていましたが、6組くらいの親子連れが参加されていました!すごい!

今回は子連れOKとのことでしたが、軽井沢のファミリーサポートの方達が基本的には子ども達をみてくれていました。うちの娘もお絵かきや粘土遊びをやらせてもらって、途中までは(笑)集中していました。
そのあいだに大人たちは別のお茶会スペースで語らうわけですが、主催者の藤岡さんもなんと3人のお子さんの子連れ!?しかも0歳児連れ。パワフル過ぎです。

最初に住職の方から少しだけお話しがあって、参加者が好きなことから始まる自己紹介をして、マンダラを使ったほっちのロッヂQ&Aがあってと会の流れはあったのですが、途中から子ども達は叫びながら駆け回り、突然のオムツ休憩ありとなかなかカオスな状況に。特にやんちゃな男子達は本殿の広間に繰り出し、おそらく写経用紙と思われる紙を紙ヒコーキにして飛ばして住職を的にして?投げあったりとやりたい放題。なんか男の子の子育てできる気がしないなぁとか思っちゃいまたwちなみに住職と奥様、は笑顔で対応してくれて、めっちゃいい人でした。

そんなカオスの中、藤岡さんは話をする時には真剣に話し、聞くときにはひとりひとりの話しにしっかり耳を傾け、ひとりひとりの目を見ながら話してくれていたので、話の内容がすごく入って来ました。インスパイアされた本達を紹介してくれながら話してくれたのもとても良かったです。また新幹線読書本が増えそうです。

オランダ発ポジティヴヘルス地域包括ケアの未来を拓く

オランダ発ポジティヴヘルス地域包括ケアの未来を拓く

 

 気になったのはオランダ発のポジティブヘルスという考え方。

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子ども達はおのおののやりたいことで好きな時間を過ごす
  • 介護福祉と教育・子育てはもっと同じように語られていい

会の中で一番印象的だったのはなぜ風越学園の目の前に介護施設を作ろうとしているかという話しです。

今の子どもたちはこれだけ高齢化社会になっているにも関らず、核家族化だったり、介護が必要な人達を病院や老人ホームのような施設に隔離する傾向がより高まっている中ために、実はそういった人達と日常的に交わる機会が減って来ているのではないか?という話がありました。
そうすると子ども達が「人間が老いるということ」、「障害がある人」さらには「人の死」というものから実は遠いものとして育っていくことになります。
それはこどもにとっていい環境と言えるのだろうかという疑問から、もっと子ども達が成長する時期に介護が必要なような人たちと関ることが重要ではないか?という話で会も盛り上がりました。

なんとなくですが、そういった介護が必要な人が当たり前にいる環境で育てば、手助けが自然とできるやさしい人になれそうです。人はひとりひとり違うものだし、助け合っていくのが当たり前ということも理解できそうです。

例えば、最近、車いすモデルの方が障害者用駐車スペースの横の車線部分に車が停められていてドアが全開にできず、困っているからやめてほしいという投稿が話題になっていましたが、多分こういったことも車いすの人と日常的に接する機会があって育っていれば想像力が働いていくら店に近いからといって車を停めることはやめとこうとなるのではないかと思いました。

藤岡さんは本当は学校の中に介護施設を作りたいという構想を持っていたようなのですが、さすがに法律などの壁があったので、地続きである隣地での建設を決め、閉鎖的な介護施設ではなく、子どもも介護が必要な人もそうでない地域の人が集まり、交わることができる場所を作ろうとしているそうです。

そして、授業として一緒に子どもが訪問介護にいけるようなことも構想しているとのこと。風越学園はますますユニークで素敵な学校になりそうです。

そしてこの会でホントにありがたかったのは介護について真剣に話したり聞いたりする機会でした。なかなか家族以外でこういう話しをする機会が少なく、僕の母親は特に自分の夫が要介護になっている状況を恥ずかしいと思うらしく家族以外には話しをするなといいます。そしていろんな制度や常識が要介護者をなるべく家族で面倒を見るように前提に立っているように感じます。家族への負担があまりに大きく、最終的には自宅で実質的な負担を強いられるか病院や施設に預けて経済的な負担を強いられかの二択を迫られます。

そのような苦しい状況にも関わらず中、介護の話はなぜか他人に話しにくいし、重たく感じてしまいます。

でも、本当はもっと育児や子育てと同じように気軽に人に話せたり、相談できる場所や機会があっていいと思いますし、自宅と施設の間のような場所があっていいと思います。だから「ほっちのロッヂ」はすごく意義ある場所になると思いますし、なって欲しいです。

そして、父は体は全く動かないですが、頭はしっかりしていて実はできることも多くあるはずなので、好きなこと、やりたいことをゆっくりでいいので自ら見つけて、できることに目を向けて、使えるものは使って、やらせてあげられる環境作りをサポートしていきたいと今回の会を通じて改めて思うようになりました。

それにしても「ほっちのロッヂ」、風越学園とともに注目です。これからもお茶会は定期的に開催されるようなので、興味ある方はぜひ参加されてみてください。藤岡さんのパワーを感じるだけでも行く価値あると思います。

それでは、また!