軽井沢に子育て移住しました

軽井沢⇔東京での二拠点居住にチャレンジする新米パパのブログ

軽井沢で半年フルリモートワークしてみた

新型コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言、withコロナ時代のニューノーマルとここ半年で一気に世の中変遷していったわけですが、個人的に一番大きい変化は東京の会社勤務ながら軽井沢でのフルリモートワーカーなったことです。

勤めている会社はもともとリモートワークOKあったのですが、申請ベースで限定的でしたが今回のことがきっかけでリモートワーク化が一気に進み、今も継続しています。もともと制度も環境も準備されていたということが大きく、コロナが落ち着いて来ても元に戻っていません。今後はわかりませんが…

自分はどちらかというと営業に近い職種なので、取引先との打ち合わせが欠かせず、これまでも週の半分以上は東京に出社して、取引先と対面の打ち合わせをしていました。それが取引先に関してもいったんリモートワークが当たり前になってくれたおかげで、自分のような職種でもフルリモートワーク可能になったのです。

途中、プロジェクト上どうしても必要な場面が数日あったので出社しましたが、これだけの期間を長野側で過ごすことになるとは思ってもいませんでした。東京の友人からは先見の明があったねとか、軽井沢でリモートワークなんて羨ましいと言われますし、自分でも控えめにいって最&高の環境だと思うので、リモートワークできるならマジで移住した方がいいと思うのですが、一度、冷静に半年経ってどうなのかは振り返っておきたいと思います。

  • もはや元に戻れる気はしない

まずはプラス面ですが、やはり通勤時間がなくなったので時間に余裕ができ、朝は8時から始業できますし、夜は何時まででも働けます。(よくないw)隙間時間で家事、育児ができますし、子どもとそばにいられる時間が増えたことは何よりよかったことです。

次は仕事の生産性についてですが、こちらも個人的には上がったように思います。元々プロジェクトベースの仕事がほとんどで、プロセスよりも成果が重要視される会社&職務なので、自分のペース配分で仕事ができており、取引先とのWeb会議も移動時間がなくなり効率的になりました。チャットベースのコミュニケーションはレスも早くてログ残るのでやりやすいです。

途中数百人規模、複数社以上にまたがるかなり重めのプロジェクトに入ることになりましたが、ほとんどの人が会ったこともないし、顔もわからな状況という中でジョインし、無事にローンチすることができ、意外となんとかなりました。

次に軽井沢リモートワークならではの利点を書いてみましょう。

やはりリフレッシュ方法が豊富にあるということです。リモートワークはどうしても一人で篭もりがちなので気分転換が重要ですが、一歩外に出れば森があり、空や山があり空気がきれいなので、散歩するだけで仕事で嫌なことあっても心落ち着きます。

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煮詰まったらすぐ森に出られます

薪割りという最高のストレス解消法もありますね。温泉が豊富にあるので、平日でもさくっといけますね。おすすめはトンボの湯のサウナに昼休憩に行くことです。脳が覚醒して午後はマジで無敵になります。
*入りすぎると疲弊するので2セットくらいがおすすめです。

数年前に比べると軽井沢周辺エリアのワークプレイスも充実して来たので、毎日違う場所で仕事をするということも可能になりました!自分は性格的に家でずっと同じ場所でじっと仕事するというのは向かないということは改めてよくわかりました。集中しやすい自分にあったスタイルを見つけることも重要です。

ということで前のように東京のオフィスへの出社通勤前提の働き方をしたいかというと完全にNOです。ただ、1か月に1度くらいは数日出社して空気感を感じたり、会社の人に限らず人に会うことはしたいなと考えています。

IT企業や外資系企業を中心に永久リモートワーク宣言をする会社は出てきていますし、求人業界でも今、圧倒的に人気の条件は年収よりも残業の少なさよりもリモートワークだそうです。

リモートワークは当たり前の選択肢になっていますし、特にIT関連の企業では採用観点でいうと選択肢で提示できないことは相当不利に働くことが予想されます。

www.huffingtonpost.jp

about.yahoo.co.jp

 

  • 共働き片リモートワークによるフリーライド問題は根深い

では、問題点の方をあげてみると、自分が快適に仕事ができているのは上司とも同僚とも取引先とももともとある程度の信頼関係があり、メンバーがかなり自立して仕事ができるメンバーだからという前提があるようには思います。

副業の方でやっている渋谷のベンチャー企業のメンター(のようなこと)の方は、これまで毎週、オフィスに顔を出して、若者達のお悩み相談をうけつつアドバイスするというようなことをやっていましたが、こちらもオンラインベースになりました。

こちらの方は具体的な成果を出すというよりはアイディアや愚痴?のぶつけ先になったり、険悪な雰囲気になった共同創業者の2人仲を取り持つために飲みに連れ出すと、結構、ウェットなことをやっていて、それはそれでそれなりの価値を発揮できていたと自負しているのですが、オンラインベースだとやはり微妙な空気感がわからなかったりして、メンター業務の難しさを感じています。

彼ら自身もリモートワークにはメンバー間のモチベーション維持で限界を感じ、今はほぼ出社して集まってというスタイルになっています。業種、職種はもちろん仕事をするメンバーの自立度、成熟度もリモートワークが機能するかは大きな要素になりそうなので、やはりリモートワーク向く、会社のフェーズ、メンバー、仕事の仕方はありそうです。

もうひとつは共働きの場合で片方だけがリモートワークの場合の家事負担問題です。

うちは奥さんも緊急事態宣言中はリモートワークだったのですが、夏前くらいから出勤スタイルに戻ってしまいました。そうすると、どうしても家にいる時間が長く、コントロールしやすい自分に家事分担が片寄ることになります。

掃除はルンバがほぼ担っているとして、平日の洗濯と料理(買い物)はほぼほぼリモートワークの自分が担当することになってしまいました。このこと自体はまあ、仕方ないと思いつつ、不公平感はあり、奥さんの仕事もリモートワークでできていたはずなのになぜに毎日、出勤する必要があるのか?疑念をいだくようになってしまうことです。

おそらく企業側はそこまで考えていないと思いますが、共働き夫婦の働き方ギャップ問題による家事、育児負担不公平感の問題は根深く回り回ってロイヤリティ低下につながる可能性があります。

 そして、これはネット上などで散々言われていたので詳しく書きませんが、学校や保育園の自粛期間で明らかになったのは子どもが家にいながらのリモートワークは無理ゲ―です。

家で仕事できるなら子ども見ながら一緒にできるでしょ?と思う方はいいからやってみてください。これはダメです。親にとっても子どもにとってもいいことありません。安易に学校や保育園の自粛を求めないようにして欲しいです。

軽井沢特有の問題点というのは正直あまり思い付きませんが、これからの季節は寒くなるので、断熱ちゃんとしてないと暖房代がかかってしょうがないというのはあるのかもしれないです。後は工事事業者が少なく、ネット環境整備に異常に時間かかったりはするので注意が必要です。

  • 自ら働き方をデザインして変化させていく時代

と、つらつら書いてみましたが、結局は軽井沢でリモートワークはいいですよ!ってことですね。リモートワークによってほんとにどこからでもいつでも働ける時代になりました。間違いなく地方移住にとっては追い風ですが、逆に考えると地方に住みながら、東京の会社、海外の会社で働ける時代になってしまったのです。地方企業にとっては人材流出のピンチでもあります。。

そして先日、話題になったこんなニュースがありました。

www.nikkei.com

こんな柔軟な働き方できるなんて羨ましい!という意見もありますが、リストラではない人件費削減策とも言えると思いますし、ぶっちゃけ毎日会社に行って定時まで席に座り続けて定年まで逃げ切るということがいよいよできないからうまく時間使ってちゃんと考えなさいよという働く側にとって厳しいメッセージという見方もあります。

正社員、非正規、フリーランスの雇用形態の壁はどんどんあいまいになって、本業、副業、兼業、起業などの境目がなくなり、仕事=お金をもらうという考え方もどんどん崩れていくのではないでしょうか。

働き方のキーワードとしてライスワークとライフワークという考え方があります。

ライフワーク=ごはんをたべるための活動=金銭的報酬を前提にした活動

ライフワーク=人生のための活動=やりがいを目的にした活動

この2つはきれいに分かれるわけではなく両方を兼ね備えている場合もありますし、いくつかの活動の組み合わせの可能性がありますし、どちらも生きていくためには必要な活動です。ワークライフバランスという言葉がありますがこれまではワーク=ライスワーク、ライフ=ライフワークの2者択一だったので、金銭的報酬を前提にした活動こそがワークでありこの生産性をいかにあげるかという認識があまりに強すぎたように思います。

今後はこのライスワークとライフワークをいかにバランスさせつつ、行ったり来たりして、ライフワークをライスワークしたり、相互作用させていけるかが重要です。

 

ちょっと例としていいかわかりませんが、昨日の自分の1日の主な活動を振り返ってみましょう。

・朝6時頃から田んぼにでかけ、稲作塾の稲刈りとはざがけを手伝います。

→バイト代などもちろでない有志活動なのでライフワークですね。ただ、収穫時にはお米がもらえるので文字通りのライスワークでもあります(爆笑)

・近くのスタバに移動してPCを開き、1時間くらい本業の仕事の作業しています。

→これはライスワークです。

・また移動して、焚火担当大臣をしている会社のオフィスにお邪魔します。川のせせらぎの音がしますよという突っ込みを受けながらデッキでテレワーク。

→これはライスワーク

・お邪魔している会社の社長さんと新しい取り組みについてディスカッションするために知り合いを交えてしてランチミーティング

→これは完全に好きで時間とっているのでライフワークっぽいですが、ランチごちそうしてもらえたからライスワーク?

・オフィスに戻ってしばらくデスクワークとWeb会議

→これはライスワーク

お気に入りのカフェで休憩しつつしばらくデスクワークしつつもお店の人にサウナのための薪入手の情報を聞いたりもしてました。

→ライスワークからのライフワーク

・副業の提案資料にコメント入れたりして少しやりとり。

→こっちは報酬もらっているからライスワークなのかな?

・そして寝るまでは断熱のお勉強。

→これはいまのところはライフワークですね。

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リモートワークにより場所を移動しながらかついろんな活動しながら仕事できます!

といい感じにライスワークとライフワークの活動が入り乱れていますし、カオスな感じがあってとっても楽しい1日でした。移住する時から一つの仕事、場所に縛られない生き方をしたいと考えていて、そっちの方向に自ら行こうとして来たのでその通りになりつつあるのかもしれません。うまたつさんって何者なんですか?と言われたら勝ちだと思ってますw

と、リモートワークの話から相当脱線しましたが、リモートワークは働き方のひとつの選択肢と捉えると人生を相当豊かにできる可能性があると実感しているのでうまく取り入れない手はないと思います。自分自身の働き方今後もどんどん変わっていくと思うので変化を楽しんでいきたいですね。

それでは、また!